薬剤師の募集職種ランキング

こちらでは、薬剤師の募集職種ごとに特徴をランク付けし、転職先としてメリットが大きい順にランキング形式でご紹介しています。

メリットの大きい薬剤師の職種とは?

あくまでも筆者の見解ですが、客観的データを元にランキングを作成していますので、転職先を考える上での情報としては有用だと思います。是非ともご参考になさってください。

第1位:調剤薬局

◆総合評価◆A
募集職種「調剤薬局」 労働環境 A
給与相場 A
ステータス B
やりがい A
転職難易度 普通
職場全体が薬剤師だけで構成されているので、自然と薬剤師にとってベストの労働環境が醸成されていくのが特徴。住居手当・家族手当といった福利厚生のしっかりした企業が多く、給与も総じて高めです。
薬剤師にしか認められていない調剤という独占業務に携わり、患者さんの回復に尽力する仕事ですから、やりがいも充分でしょう。対素人のステータス面では院内勤務に及びませんが、それでも充分なハイステータス。一般人を相手にした場合におけるステータス面での唯一とも言えるネックは、薬局の名前にファンシーなものが多いことくらい。知人の薬剤師が職場を訊かれて「いちご薬局」と答えた際に失笑されていましたし…。逆にいえば、このレベルであら探しをしない限りは、賞賛されることはあれ貶されることはないと思います。求人募集の数はそこそこ多いので、転職すること自体は難しくありません。

第2位:製薬会社(研究職)

◆総合評価◆A−
募集職種「製薬会社(研究職)」 労働環境 C
給与相場 A
ステータス A
やりがい A
転職難易度 ほぼ不可能
こちらは旧帝大の博士課程を出ておられて、さらに何かしらのコネクションをお持ちというような方限定の選択肢。一般的には中途での求人募集をしていませんし、新卒の募集でも旧帝大クラス大学院・一部の難関私立大学院の博士課程・修士課程からでもないと就職は困難です。
一般企業なので労働環境の面では不自由もあるでしょうが、給与・ステータスなどは非常に高くなるでしょう。新薬開発などに携わるわけですから、やりがいも充分だと思われます。

第3位:病院勤務

◆総合評価◆C+
募集職種「病院勤務」 労働環境 D
給与相場 C
ステータス A
やりがい A
転職難易度 普通
病院勤務の場合、やはり職場全体が“医師ありき”で動いているために環境面での悩みがつきないようです。頂点に医師がいて、看護師たちは「自分たちは医師のすぐ下」という意識を持っているため、薬剤師の立場は弱くなりがち。
さらに福利厚生が充実していない職場が多く、夜勤などもしばしば。環境面では最悪の一歩手前といった感じです。そのわりに給与も高くないので、離職者が多いのも頷けますね…。ただ、対一般人におけるステータスは抜群。やはり、病院で働いているというだけで凡人とは住む世界が違うと思っている人も多いのでしょう。また、院内処方で患者さんと直接関わる機会があるため、医療従事者としての自覚を強く持っている方にとっては、やりがいのある職場となるのではないでしょうか。
また、募集の数自体も決して少なくありませんので、探せば求人募集は見つかると思います。

第4位:ドラッグストア

◆総合評価◆C
募集職種「ドラッグストア」 労働環境 B
給与相場 C
ステータス D
やりがい C
転職難易度 普通~やや困難
ドラッグストアで働く場合、労働環境は標準的です。それなりに忙しいですが、困難な職種ではないので誰にでもある程度こなせるでしょう。給与相場に関しても、薬剤師としては低めというだけで決して悪いものではありません。ただ、一般人から見ると“薬剤師というより薬屋さん”といったイメージになりますのでステータスはお世辞にも高いとは言えません。やりがいについても、ただ売るのが仕事ですので職種なりの評価となるでしょう。
登録販売者制度が出来たことで求人募集の数は減少傾向にありますが、しっかりと探せば募集している店舗は見つかります。

第5位:製薬会社(MR)

◆総合評価◆D
募集職種「製薬会社(MR)」 労働環境 E
給与相場 B
ステータス D
やりがい D
転職難易度 普通

MRなどと横文字で表現すれば格好良いかもしれませんが、あくまでも営業職です。営業の労働環境がどのようなものかは語るまでもないでしょう。いわゆる「みなし労働時間」という罠で、息つく暇もない生活になる恐れも…。
また、あくまで会社員でしかないわけですから、ステータス面でも一般人と変わりません。さらに、MRになるためには薬剤師資格が必須ではなく、文系出身者でも構わないため、薬剤師としてのやりがいを求めるのは難しいでしょう。
募集自体は少なからず存在しますが、個人的にはあまりオススメできません。ただ、世の中には営業が天職というタイプの方もいらっしゃいますから、ご自分がMRに向いていると思う場合には求人募集を探してみてはいかがでしょうか。